IGPC 特定非営利活動法人 母と子の医療を世界に届ける会

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お知らせ

サイエンスカフェしました

12月28日、10°カフェにて、サイエンスカフェを実施いたしました。

当日は、アットホームな雰囲気で、お酒を飲みながら自由なおしゃべり大会といった感じでした。

最初に、小堀先生からホンジュラスでの実証研究の結果発表がありました。

今回、小堀先生が開発した胎児計測を簡略化した方法は、ホンジュラスの看護師さんや研修医たちでも1日で習得可能であり、さらにその技術を自分たちで他のホンジュラス人医療者にも伝達することが可能であった、という内容でした。しかも、今回使用したのは、スマートフォンで操作可能な超音波診断装置でした。

たった1日で??と参加者からも質問が出ましたが、実際の習得度をグラフにした図表をもとに小堀先生が説明すると、みなさん納得しておられました。今回は、胎児頭部計測のみに絞っていますので、1日で習得することも可能であったと思われます。

産科超音波全般にわたる技術を習得しようとすれば、かなりの年月がかかってしまいます。しかし、末端の1次施設で使用する場合は、その技術全部を習得する必要はないく、内容を限定してトレーニングすることで、より効率的に技術移転が可能となることが今回の研究で示されました。

さらに、面白いことに、胎児頭部計測ができるようになると、付随して胎児の心臓を見つけることができるようになり、さらに逆子かどうかも、ほぼ100%わかるようになりました。特に教えていないのに、です。

スマートフォンでエコーができる。しかも、産科超音波技術も習得すべき内容を厳選すれば、あまり経験のない研修医や看護師さんでも短期間で習得可能である。このことの持つ意味は、今後の中低所得国における周産期医療を大きく変える可能性があるのでは、と思われました。

小堀先生の発表の後は、世界の妊産婦と新生児事情と題して、小平からミニレクチャーがありました。もしご興味がある方がいたしたら、次回詳しくお話いたします。

今回は、長くなったので、この辺で。

サイエンスカフェは好評でしたので、定期的に開催していこうと思います。

開催日時はまたフェイスブック等でお知らせいたします。

(今回、あまりに話が盛り上がってしまい、写真とるの忘れしまいました。。。笑)