IGPC 特定非営利活動法人 母と子の医療を世界に届ける会

IGPC 特定非営利活動法人 母と子の医療を世界に届ける会

活動紹介

臨床活動事業

IGPCでは、実際に現地で診療にあたっています。

シエラリオネ

シエラレオネ周産期医療プロジェクト開始

 IGPCは世界的なフルーツカンパニーであるドールと組んで、シエラレオネでの周産期医療提供プロジェクトを始めます。ドールは現在、伊藤忠商事の傘下にあり、シエラレオネ現地法人であるSierra Tropical Limited と契約を結び、現地での周産期サービス提供体制を構築していきます。現在、Sierra Tropical Limited はシエラレオネの東南部にあるLugbuチーフダムというところでパイナップルのプランテーションを開発しています。パイナップル栽培からジュースや、カットフルーツなどの製品に加工して輸出する計画です。鉱物資源以外に輸出産品をつくるべく国家的なプロジェクトの一つとなっています。

     

 シエラトロピカルは開発地域の村々に対して、医療を提供するために診療所を開設しています。この診療所を拡充するにあたり、IGPCはシエラトロピカルと協力体制をとることを決定いたしました。特に、世界で最も高いとされる妊産婦死亡率を下げるという点で、シエラトロピカルとIGPCは合意いたしました。

 

IGPCは周産期医療を専門としています。そのため、拡充される診療所施設には分娩室ならびに手術室、新生児室が設置される予定です。

この地域の人口は約3万人ですが、シエラトロピカルの工場が稼働すると、人口はさらに三千人増える計画です。この地域では年間分娩件数は約1300件です。この地域にある分娩できる医療施設はスンブヤというところにあるCommunity Health Centerを中心として6つあります。しかし当然ながら、日本の医療施設のような設備はありません。電気と水は確保できるようになりましたが、産科救急に対応できる設備はありません。産科救急処置が必要な場合は、自動車で1時間30分ほどかけていくBo Government Hospitalまで行かないといけません。産科救急は1秒を争う場合が多いので、1時間以上かけて搬送していた場合は、病院に到着したころにはもう手遅れになっているケースがほとんどです。ちなみに、シエラレオネ全体の妊産婦死亡率は、1100人/10万出生です。日本の妊産婦死亡率は3.3人/10万出生です。この地域で中核となる周産期施設をつくることにより、地域の母体死亡率をゼロにし、周産期死亡率を改善することを目的とします。

 
 

 

maternal_death_in_PCMH.pdf

臨床研究事業

母子保健事業

母子保健事業として、お母さんと赤ちゃんの健康を増進する活動を広くおこなっています。

年次活動報告

年次活動報告を掲載しています。

令和元年度事業報告書